KIPS-JCBカードの年会費や特典・ポイント還元率

KIPS-JCBカード

KIPS-JCBカードは、近鉄グループの特典が豊富なクレジットカードで、特に近鉄沿線に住んでいる人や、近鉄グループをよく利用する人にとって非常に魅力的な選択肢となる。以下にこのカードの主なスペックを詳しく解説していく。

項目 詳細
年会費(本会員) 初年度無料、次年度以降は1,375円(税込)
年会費(家族会員) 440円(税込)
ポイント還元率 通常1.0%(利用金額110円(税込)=1ポイント)
カードの特徴 近鉄グループでの利用でポイントが2倍、タッチ決済対応、旅行保険
ポイントプログラム KIPSポイント:1ポイント=1円相当、近鉄百貨店やストアで利用可
申込方法 インターネットまたは店舗で申し込み可能。最短5分で審査結果通知。
支払い方法 リボ払い・分割払い・一括払いから選択可能。
タッチ決済 JCBのタッチ決済対応で、手軽にスムーズな決済が可能。
締め日 毎月末日、支払い日は翌月の27日。

年会費

KIPS-JCBカードの年会費は初年度が無料で、次年度以降は1,375円(税込)が必要になる。家族会員は年間で440円(税込)と、お得に利用できる。

ポイント還元率

このカードのポイント還元率は、通常利用で1.0%。つまり、利用金額が110円(税込)ごとに1ポイントが貯まる。近鉄グループでの利用時には、ポイントが2倍になるため、特に近鉄を利用する人にはお得だ。

カードの特徴

KIPS-JCBカードの大きな特徴は以下の通り。

  • 近鉄グループでの利用でポイントが2倍
  • タッチ決済対応で、スムーズな決済が可能
  • 旅行傷害保険やショッピング保険も付帯

このように、近鉄グループの特典が豊富で、特に旅行や買い物をよくする人には嬉しいポイントが満載だ。

ポイントプログラム

KIPSポイントは、毎月の支払いをKIPS-JCBカードで行うことで貯まり、近鉄百貨店や近商ストア等で1ポイント=1円として利用可能。また、500ポイントで500円相当の「KIPSクーポン」と交換でき、利用の幅が広がる。

申込方法

KIPS-JCBカードの申し込みはインターネットまたは店舗で行うことができる。インターネットからの申し込みでは、最短で5分で審査結果を通知され、スムーズに手続きが進む。顔写真付きの本人確認書類が必要となるため、運転免許証やマイナンバーカードを用意しておこう。

支払い方法

支払い方法はリボ払い、分割払い、一括払いから選択が可能で、自分のライフスタイルに合わせた支払いができる。特に、リボ払いを選ぶことで、月々の支払いを抑えることができるため、急な支出にも柔軟に対応可能だ。

タッチ決済

KIPS-JCBカードはJCBのタッチ決済に対応しており、店舗での決済が非常にスムーズ。コロナ禍においても接触を減らし、安心して買い物ができる点が魅力的だ。

締め日

このカードの締め日は毎月の末日で、支払い日は翌月の27日となっている。月末に利用した分は、翌月の27日にまとめて支払うスタイルで、しっかりと管理することができる。

以上がKIPS-JCBカードの基本情報だ。このカードの特典や使い方を理解し、賢く利用することで、日常生活や旅行をより充実させるための強力なパートナーとなるだろう。

KIPS-JCBカードの海外旅行保険

KIPS-JCBカードには、海外旅行保険が付帯されている。この保険は、旅行中の不測の事態に備えるためのもので、以下のような特典がある:

  • 死亡・後遺障害保険金:最大1,000万円
  • 入院保険金:1日あたり1万円
  • 治療費用保険金:最大100万円
  • 旅行キャンセル費用:最大20万円

この保険は、自動的に適用されるため、旅行の際に安心感を得られる。特に海外旅行を多く楽しむ人にとって、万が一の際に役立つ強力なサポートとなる。

どんな人にKIPS-JCBカードをおすすめか

KIPS-JCBカードは、以下のような人に特におすすめだ。

  • 近鉄グループの施設や店舗をよく利用する人。
  • 旅行が好きで、海外旅行保険を重視する人。
  • ポイント還元や特典を重視する人。
  • 近鉄沿線に住んでいる人。
  • ショッピングやレジャーを多く楽しむ若者。

これらの条件を満たす人には、非常に魅力的な選択肢となる。

KIPS-JCBカードのカード利用のルール

KIPS-JCBカードの利用にあたって、いくつかのルールが存在する。以下のポイントに注意が必要だ。

  • キャッシング利用:キャッシング利用は通常のショッピング利用と異なり、利息が発生する。利用額は計画的に管理することが重要。
  • 分割払いやリボ払い:これらの支払い方法は便利だが、手数料が発生するため、利用する際はその点に注意が必要。
  • ポイント還元の対象外:一部の取引(ギフト券の購入など)はポイント付与の対象外となるため、利用時に確認が求められる。
  • 利用明細の確認:MyJCBアプリを使って、リアルタイムで利用明細を確認できる。適切に管理することで、無駄な支出を防げる。

KIPS-JCBカードの評判

KIPS-JCBカードの評判は、全体的に良好だ。特に、近鉄グループの特典やポイント還元制度が評価されている。具体的には、以下のような声が多い。

  • 近鉄百貨店での買い物が楽しくなる。
  • 旅行保険が自動付帯しているのが安心。
  • ポイントが貯まりやすく、使いやすい。

一方で、年会費がかかることや、全ての取引がポイントの対象外になるという批判もある。特に、近鉄グループ以外での利用が少ない人には、コストパフォーマンスが疑問視されることもある。

学生にKIPS-JCBカードはおすすめできるか

学生にとってKIPS-JCBカードは、一概におすすめとは言えない。年会費がかかるため、特に収入が限られている学生にとっては、負担となる可能性が高い。

ただし、近鉄沿線で日常的に買い物をする学生や、旅行好きである場合は、特典が生かされる場面も多い。そのため、利用スタイルによってはメリットを享受できるが、慎重な判断が求められる。

KIPS-JCBカードのデメリット・注意点

KIPS-JCBカードには以下のようなデメリットや注意点がある。

  • 年会費:初年度は無料だが、2年目以降は年会費が発生するため、頻繁に利用しない人には高くつく可能性がある。
  • ポイント付与の制限:全ての取引がポイントの対象外となる場合があるため、確認が必要。
  • 海外での利用:一部の海外店舗で利用できないことがあり、事前に確認が求められる。
  • リボ払いの罠:リボ払いは便利だが、利息が高くつくため、計画的な利用が求められる。

これらの点に注意し、自分のライフスタイルにどの程度マッチするかを考慮するべきだ。

KIPS-JCBカード

1988年10月生まれ。関西の大学を卒業後、マーケティングのコンサルティング企業にて金融を中心とした業務を行う。クレジットカードの大手サイトにて記事の執筆を行い、独自のデータ比較、データ分析の手法を用いてクレジットカードの指標・格付けを確立する。