早稲田カードの年会費や特典・ポイント還元率

早稲田カード – 学生証としての価値を提供する特別なクレジットカード

早稲田大学の名誉を担い、学生や卒業生にとって必須とも言える「早稲田カード」は、大学のサービスを享受できるだけでなく、便利なクレジット機能を持つカードでもある。以下では、早稲田カードの詳細なスペックを見ていこう。

カード名 年会費(税込) ポイント還元率 ポイントプログラム 申込資格 家族カード年会費(税込) 旅行傷害保険 利用可能枠 支払い方法 締め日
早稲田カード 1,375円 0.5% Vポイント(200円利用で1ポイント) 早稲田大学校友(卒業生、教職員等)・満20歳以上 440円 なし 10~80万円 1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払い 15日締め、10日払い
早稲田Aカード 1,650円 0.5% Vポイント(200円利用で1ポイント) 早稲田大学校友(卒業生、教職員等)・満20歳以上 605円 最高2,000万円 10~80万円 1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払い 15日締め、10日払い
ヤングゴールドカード 3,300円 0.5% Vポイント(200円利用で1ポイント) 早稲田大学校友(卒業生、教職員等)・満20歳以上30歳未満 無料 最高3,000万円 50~100万円 1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払い 15日締め、10日払い
ゴールドカード 11,000円 0.5% Vポイント(200円利用で1ポイント) 早稲田大学校友(卒業生、教職員等)・満30歳以上 無料 最高5,000万円 50~200万円 1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払い 15日締め、10日払い

年会費

早稲田カードは、年会費が1,375円(税込)とリーズナブルで、学生にとっても手が届きやすい設定がされている。早稲田Aカードは1,650円(税込)で、海外・国内旅行傷害保険が付帯し、特に旅行を頻繁にする方には価値のある選択肢だ。ヤングゴールドカードは3,300円(税込)で、特に若い世代の方に向けた内容であり、最終的にはゴールドカードにランクアップすることができる。ゴールドカードは11,000円(税込)と高めだが、最高5,000万円の国内・海外旅行傷害保険が付いているため、その価値は高いと言える。

ポイント還元率とポイントプログラム

早稲田カードシリーズ全体のポイント還元率は0.5%で、利用額に対してVポイントが付与される。具体的には、200円(税込)利用ごとに1ポイントが付与されるため、日常の買い物や旅行時にもお得感を感じやすい。貯めたポイントは様々な用途に使うことができるため、非常に便利だ。

申込方法

早稲田カードの申し込みは、早稲田大学校友(卒業生)、教職員、推薦校友、および早稲田大学名誉博士に限定されている。申込資格も満20歳以上と設定されており、学生の方は早稲田Aカードやヤングゴールドカードに申し込むことができる。具体的な申込手順は、カードの公式サイトを通じて確認することができるため、興味がある方はぜひチェックしてみよう。

支払い方法

早稲田カードでは、支払い方法が多様化しており、1回払い2回払いボーナス一括払いリボ払い分割払いから選択できる。特に、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」を選択することで、各種特典が用意されているため、計画的に利用したい方にとっては魅力的な選択肢である。支払い日は15日締めの10日払いとなっており、支払いのタイミングも安定している。

タッチ決済

カードの利用において、タッチ決済機能も備わっている。スマートフォンにカードを設定することで、Visaのタッチ決済やMastercardタッチ決済が利用できるため、スムーズで迅速な決済が可能だ。「iD」マークのあるお店でも利用できるため、日常の買い物がより便利になる。

締め日

締め日は15日締め、支払い日は10日払いであり、これにより、月末の支払いに焦点を合わせることができる。安定した支払いサイクルを持つことで、生活費の管理も容易になるだろう。

早稲田カードの魅力と特徴

早稲田カードは、早稲田大学の名誉を担い、多くの特典を提供する学生向けのクレジットカードだ。特に学生にとって重要な要素の一つが、海外旅行保険だ。ここでは、早稲田カードの海外旅行保険やカードの特徴、キャッシング、キャンペーン、カード利用のルール、評判、学生へのおすすめ度、デメリットや注意点について詳しく解説する。

海外旅行保険

早稲田カードには海外旅行保険は付帯していないが、早稲田Aカードには最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付いている。また、旅行傷害保険の適用には、事前に旅費などを当該カードで支払う必要がある。旅行中の事故や病気に備えるために、この保険は非常に重要だ。特に学生は、海外旅行をする機会が多いため、こういった保険が付帯しているカードを選ぶことは安心感につながる。

カードの特徴

早稲田カードには以下のような特徴がある:

  • 早稲田大学の校友向けに特化した特典
  • スマートフォン決済(Visa、Mastercardなど)対応
  • 全国の提携ホテルやレストランで特別サービス
  • 弁護士や会計士などの専門家の紹介サービス
  • 国内外での24時間の紛失・盗難サポート

早稲田大学の校友や関係者向けの特典は特に魅力的で、学生生活の中で役立つ情報やサービスを得ることができる。さらに、スマートフォン決済への対応により、現金を持ち歩かずに便利にお買い物ができる点も学生にとっては大きな利点だ。

キャッシング

早稲田カードでは、キャッシングサービスも利用可能だ。キャッシング利用枠は、総利用枠の範囲内で設定されるため、事前に自分の利用可能額を確認しておく必要がある。急な出費や旅行中の資金が不足した際には、このキャッシング機能が助けとなる。しかし、利用する際には返済計画をしっかりと立てることが重要だ。

キャンペーン

新規入会者向けのキャンペーンも魅力的だ。一定金額以上の利用に対して特典が用意されており、例えば、特定の利用条件を満たすことでポイントが貯まることがある。具体的なキャンペーン内容は随時変わるため、公式の情報をチェックすることが重要だ。このようなキャンペーンは、学生にとっては経済的なメリットになる。

カード利用のルール

早稲田カードを利用する際のルールは明確になっている。例えば、リボ払いや分割払い、ボーナス一括払いなど多様な支払い方法が選べる。また、毎月の支払日は15日締め10日払いとなっており、計画的に支出を管理しやすい。

ただし、クレジットカードの利用時には、過剰な借り入れを避けるため、予算を設定し、計画的に利用することが重要だ。特に学生の場合、将来の返済負担を考え、無理のない範囲で使用するよう心がけるべきだ。

評判

早稲田カードの評判は概ね良好だ。特に早稲田大学に特化した特典やサービスが評価されている。また、スマートフォン決済に対応している点や、全国の提携先での優待サービスも好評だ。ただし、海外旅行保険が付帯していない点については、一部の学生から不満の声が上がっている。

学生におすすめできるか

早稲田カードは、特に早稲田大学の学生にとっては非常に魅力的なカードだ。特典が豊富で、大学生活において役立つ情報やサービスを提供している。しかし、年会費が1,375円と学生にはやや高めであるため、その価値をしっかりと見極めることが求められる。特典を活用できる自信がある学生にはおすすめできるが、特典をあまり利用しない学生にはコストパフォーマンスが悪いかもしれない。

デメリット・注意点

早稲田カードにはいくつかのデメリットや注意点も存在する。以下に主なものを挙げる:

  • 海外旅行保険が付帯していないため、海外旅行時には別途保険が必要
  • 年会費があるため、特典を利用しなければ無駄に感じる可能性がある
  • 最初の申し込み時に、条件が厳しい場合がある

これらのデメリットを考慮し、自分のライフスタイルや利用目的に合ったカード選びをすることが重要だ。特に学生は、将来の負担を軽減するためにも、慎重な判断が求められる。

カード名 年会費 海外旅行保険 キャッシング利用枠 利用可能枠
早稲田カード 1,375円(税込) なし 総利用枠内で設定 10~80万円
早稲田Aカード 1,650円(税込) 最高2,000万円 総利用枠内で設定 10~80万円

早稲田カードは、学生にとって価値ある特典が多く、大学生活を充実させるためのツールとなるだろう。ただし、年会費や特典の実利用を意識した上で、賢く利用することが求められる。しっかりとした情報収集と計画的な利用が、カードライフをより豊かにする鍵となるだろう。

早稲田カード

1988年10月生まれ。関西の大学を卒業後、マーケティングのコンサルティング企業にて金融を中心とした業務を行う。クレジットカードの大手サイトにて記事の執筆を行い、独自のデータ比較、データ分析の手法を用いてクレジットカードの指標・格付けを確立する。